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FLAP DISPLAY

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かつて駅等で広く使用されていた「反転フラップ式表示機(いわゆるパタパタ)」を、現代のサイネージとして新たに開発するプロジェクトにハードウェア担当として参画しました。デジタル化が進む現代において、失われつつあるこの機構に新たな価値を見出し、展示会での提案や、公共施設・ホテル・美術館等への導入を目指しています。

ハードウェア設計においては、板状部品でのフレーム設計を採用しました。また、複数台を連結して一体型サイネージとして運用できる構造とし、設置や組み立ての容易さにも配慮しています。加えて、耐久性とデザイン性の両立を図り、ベゼル部分は極力薄く設計されております。フラップの回転には高トルクのステッピングモーターを用い、ファームウェアと連動させることで安定した制御を実現しています。

完成した試作品は展示会で高い評価を受け、現在はさらなる改良や量産体制の整備に加え、各種施設への導入提案など、普及・導入の加速に向けた取り組みを進めています。

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株式会社KDStudio
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